透析診療の
基本方針
Concept
患者さんの透析時のことだけを考えがちですが、非透析時こそ患者さんの日常生活の大部分なのです。当医院では透析時のみならず、非透析日のQOLを意識した透析を行い、患者さんの日常生活の応援をするとともに長くおつきあいできるような快適な医院にしたいと考えています。
自然採光豊かな陽だまりの中、アロマの香りと環境音楽が静かに流れる快適な空間を提供し、待合や透析診療時も患者さんの過ごしやすい環境に努めています。
透析腎センター
透析外来受付時間
診療時間 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 | 個別対応 | − | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
午後 | − | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
夜間 | − | ● | − | ● | − | ● | − |
※透析休診日/日曜日のみ
透析を受けるには事前予約が必要になります。
お問い合わせは 電話:0857-30-1515 までご連絡ください。
透析へのこだわり
当クリニックでは、透析患者さまの快適な日常生活も考慮した透析治療を行っております。高純度な水、最新の機器、経験豊かなスタッフにより、高いレベルの治療・サービスに心がけております。
透析時のサービス
快適な診療のために様々なサービスを提供しています。
また院内の見学、ご相談も受け付けております。お気軽にご連絡下さい。
送迎サービス
(無料)
当クリニック契約のタクシーにより送迎いたします。 ご希望の方はお問い合わせください。
食事サービス
(有料)
昼・夜間透析時共に提供いたします。管理栄養士の指導のもとに調理した、地産地消のお食事をご用意させていただきます。
フットバスサービス
(無料)
※新型コロナウイルス感染症対策のため、しばらくお休みします。
透析に影響のない範囲でラウンジで足湯をしていただけます。
※ご自身で足を拭ける方に限ります。
地域中核病院との
連携
鳥取県立中央病院、鳥取赤十字病院、鳥取市立病院、鳥取生協病院など
腎センター
当クリニックでは、透析専用施設を2013年増築し、“第1腎センター・第2腎センター”として患者さまに高レベルな医療を提供しています。
第1腎センター
第2腎センター
第1ラウンジ
第2ラウンジ
腎臓リハビリテーション
腎臓リハビリテーションとは
腎臓病患者様、透析患者様の日常生活における息切れや疲れ易さなどの各種症状を軽くして、日常生活の活動や仕事等を行い易くし、寿命を延ばすことを目的としたリハビリテーションです。 (「腎臓リハビリテーションの手引き」より一部引用)
透析患者様には運動能力の低下予防が大切です!!
透析患者様は栄養状態の悪化、筋肉量の低下、骨の脆弱化を起こし易く、容易に運動能の低下に直結してしまいます。運動能が高い方ほど合併症が少なく、運動能が低い状態よりも寿命が長いことが分かっています。また運動習慣のある透析患者様は、明らかに生命予後が良いことも分かっています。
そのため腎臓リハビリテーションはこれらの症状を軽くするために、運動療法や食事療法、水分管理、薬物療法、教育、精神・心理的サポートなど、様々な職種が関わって長期に渡った包括的なリハビリテーションを当クリニックのチームで支援します。
~ 包括的なリハビリテーションのイメージ図 ~
腎臓疾患患者様へ関わる当クリニックの専門スタッフ、日本腎臓学会専門医、日本透析学会専門医、日本糖尿病学会専門医、日本移植学会専門医、日本整形外科学会専門医といった専門医による診察を基に、それぞれの患者様の状態に応じて各専門スタッフが医療支援や介護支援に努めてまいります。
当クリニックにおける腎臓リハビリテーションの取り組み
当クリニックでは多職種が関わる栄養サポートチーム(Nutirition Suport Team:NST)の活動にて、スクリーニングを行って運動の必要性が高いと判断された方や、運動に興味関心を持った透析患者様へ “透析中に行える運動”や“自宅で行える運動”を提案しています。運動プログラムを理学療法士が説明、指導し、透析患者様の運動機会の確保に取り組んでいます。その後も継続して経過を確認していき、運動方法や運動量等の調整を助言しています。
当透析中の運動 ~さとにビーンズエクササイズ~
また医師の許可を得た方に対し、下肢筋力の改善を目的とした電気刺激で筋力強化を図る方法も導入しています。
さとにビーンズエクササイズDVDのショート動画と、メディカルフィットネスの様子をご覧いただくことができます。
自宅での運動 ~運動パンフレットを用いて~
当クリニックで作成した腎臓リハビリテーションのパンフレットを提供し、自宅で行える運動を指導しています。パンフレットには臥位、座位、立位での運動プログラムを提示しており、それぞれの方の状態に合わせて行えるものとなっています。
一般向けの公開講座(腎臓病教室)
一般の方を対象に年に2回、医師、看護師、栄養士、理学療法士、社会福祉士が腎疾患に関する講義を行っています。その中で腎疾患に対する運動の有効性・必要性を参加者へ伝えています。
さとに田園クリニックからのお知らせへ
腎臓疾患のある方でもご利用していただける
当クリニックのリハビリテーションサービス
自費サービス ~メディカルフィットネス 『alk studio(あるく・すたじお)』~
当クリニック医師が主治医の場合、医師から直接、医療情報や運動処方を理学療法士とトレーナーが受けて、有酸素運動や筋力トレーニング等を行っていただくことが出来ます。それぞれの利用者様には身体の状態や希望に合わせて、運動プログラムの提案や指導を行っています。他院を受診中の方でもかかりつけ主治医の許可をいただいた上で、主治医から受けた注意事項や身体状況等をスタッフへお伝えいただければ、スタッフが身体状況等を確認しながらより安全にご利用いただけます。またメディカルフィットネスでは運動のみでなく、生活習慣病の改善や予防も重要となる栄養士による栄養指導も行っています。
介護保険サービス ~訪問看護・訪問リハビリ・通所リハビリ~
介護保険認定をお持ちの腎疾患の方へ、介護保険制度を利用して在宅生活の状態に応じたリハビリテーションを提供しています。介護支援専門員(ケアマネジャー)や他の関係職種と連携し、日常生活動作、運動能力、身体機能、生活の質(Quality of life)等の生活全般に関わるリハビリテーションの目標を設定して支援しています。
当クリニックで関わっている介護保険未申請の腎疾患患者様で、日常生活の状態によっては介護保険の申請について地域連携室が相談に応じ、訪問または通所リハビリテーションの利用も提案しています。
医療保険サービス ~外来リハビリ~
腰痛や外傷等の怪我をしてリハビリが必要となった場合、整形外科医が必要と判断した方については、医師の指示の元に整形外来でのリハビリテーションを行っています。整形外科医師も透析の回診に回って腎疾患患者様への関わりを持っていますので、怪我以外の状態も把握し易い環境となっています。
外来リハビリはこちらへ介護保険の認定(要支援、要介護)
※条件によって医療・介護保険の制度上、ご利用いただけるサービスに限りが生じる場合があります。
ご不明な点等がございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。
部署別番号
メディカルフィットネスあるく・すたじお
0857-30-6005
訪問看護ステーション
0857-54-1871
訪問リハビリテーション
0857-54-1871
通所リハビリテーション
0857-54-1851
外来リハビリテーション
0857-30-1515
(外来受付へつながります)